映画を自宅で楽しんでいると、「もっとセリフをはっきり聞きたい」「爆発音や音楽の迫力を高めたい」と感じることはありませんか。PS5にヘッドホンを接続すれば、テレビのスピーカーでは聞き取りにくい細かな音まで耳元で楽しめます。夜間でも音量を上げやすく、家族や近隣への音漏れを抑えやすいのも魅力です。
ただし、映画向けヘッドホンは、ゲーム専用モデルとは選び方が少し異なります。低音の迫力だけでなく、セリフの聞き取りやすさ、音の広がり、長時間の装着感も大切です。この記事では、PS5で映画を見るときに使いやすい人気モデルを7機種紹介します。
PS5で映画を見るならヘッドホンがおすすめな理由
セリフや効果音を細部まで聞き取りやすい
ヘッドホンは左右の音を耳の近くで再生するため、テレビのスピーカーよりも音の情報量を感じやすくなります。俳優の小さな声、衣擦れの音、遠くで鳴る雨音なども聞き取りやすくなり、映画への没入感が高まります。
夜でも迫力ある音を楽しめる
映画の魅力である重低音は、テレビの音量を上げると部屋全体に響きやすいものです。ヘッドホンなら、音量を大きくしすぎなくても低音の振動や音楽の広がりを楽しめます。夜間に映画を見る人や、同居人がいる家庭にも向いています。
PS5の3Dオーディオにも対応できる
PS5にはTempest 3Dオーディオが搭載されています。対応設定を有効にすると、音が前後左右や上下から聞こえるような立体感を楽しめます。映画側の音声仕様や再生環境によって効果は変わりますが、対応するヘッドホンを選ぶと、映像の中に入り込んだような感覚を味わいやすくなります。
PS5用ヘッドホンの基礎知識
接続方法は有線とワイヤレスの2種類
手軽なのは、ヘッドホンをDualSenseの3.5mm端子に接続する方法です。ケーブルを挿すだけなので設定が簡単で、音の遅延もほとんどありません。映画を中心に使うなら、音質と価格のバランスに優れた有線モデルも有力です。
ワイヤレスモデルは、専用USBトランスミッターをPS5本体に接続して使うタイプが一般的です。ケーブルがないため、ソファでゆったり視聴できます。ただし、PS5は一般的なBluetoothヘッドホンを直接接続できないため、購入前に「PS5対応」「USB接続対応」と記載されているか確認しましょう。
開放型と密閉型の違い
開放型はハウジングに通気性があり、音が外へ抜ける構造です。音場が広く、映画館のような自然な広がりを感じやすい一方、音漏れがあり、周囲の音も入ってきます。静かな部屋で一人で映画を見る人におすすめです。
密閉型は耳を覆って音を閉じ込める構造です。低音の迫力や遮音性に優れ、周囲が多少騒がしくても映画に集中しやすいのが特徴です。家族がいるリビングや、生活音が気になる部屋では密閉型が使いやすいでしょう。
重さとイヤーパッドも確認したい
映画1本は約2時間、シリーズ作品なら3時間以上になることもあります。重さが300gを超えるモデルは、音質がよくても首や頭に負担を感じる場合があります。長時間使うなら、イヤーパッドの柔らかさ、側圧、頭頂部のクッションも確認しましょう。
PS5で映画を見るのにおすすめのヘッドホン7選
1.オーディオテクニカ ATH-GDL3
ATH-GDL3は、約220gという軽さが魅力の開放型ゲーミングヘッドセットです。側圧も比較的ゆるやかで、長時間装着しても疲れにくい設計です。低音から高音までバランスよく鳴るため、爆発音だけが強調されすぎず、セリフやBGMも自然に楽しめます。
PS5のコントローラーに3.5mm端子で接続でき、設定が簡単なのもポイントです。マイクを備えていますが、映画だけでなくオンラインゲームにも使えます。音漏れが気にならない静かな部屋で、軽さを最優先したい人に適しています。
2.EPOS H6Pro Open
H6Pro Openは、開放型らしい広い音場とフラットな音質が特徴です。低音が過度に膨らまず、高音も刺さりにくいため、アクション映画からドラマまで幅広い作品に合わせやすいモデルです。セリフとBGMのバランスがよく、長時間でも聞き疲れしにくい傾向があります。
一方で、重量は約309gあり、ATH-GDL3より重めです。イヤーパッドの硬さや側圧が気になる人もいるため、装着感には好みが分かれます。音の自然な広がりを重視し、静かな部屋で使う人におすすめです。
3.SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless
ワイヤレスで快適に映画を見たいなら、Arctis Nova Pro Wirelessが候補になります。専用のワイヤレス接続に対応し、PS5とテレビ周りをすっきり使いやすいモデルです。低音の迫力とセリフの明瞭さを両立しやすく、アクションやSF映画との相性がよいでしょう。
ベースステーションで音量や接続を管理できる点も便利です。価格は高めですが、映画だけでなくPS5のゲーム、ボイスチャットまで1台でまとめたい人に向いています。購入時はPS5対応の接続方式と、使用する端子を確認してください。
4.SONY ULT WEAR
重低音の迫力を楽しみたい人には、SONY ULT WEARが向いています。本体のULTボタンで低音を強調するモードに切り替えられ、爆発音、エンジン音、ライブシーンなどを力強く再生できます。
ノイズキャンセリング機能も搭載されているため、エアコンの音や周囲の雑音を抑えながら映画に集中できます。ただし、PS5でワイヤレス接続する場合は、Bluetoothの仕様に注意が必要です。PS5用のトランスミッターを使うか、有線接続で利用すると安心です。低音が好きで、映画と音楽の両方に使いたい人におすすめです。
5.SHURE AONIC 50 第2世代
AONIC 50 第2世代は、自然でクリアな音質を重視する人に適したワイヤレスヘッドホンです。映画向けのシネマモードなど、コンテンツに合わせて音の広がりを調整できます。セリフを聞き取りやすくしながら、重低音や空間の表現も楽しみやすいモデルです。
最大約45時間のバッテリーを備えているため、充電の手間を減らしたい人にも便利です。ノイズキャンセリングにも対応しており、静かな夜の映画鑑賞に向いています。音を派手に脚色するより、作品本来の雰囲気を自然に楽しみたい人におすすめです。
6.beyerdynamic DT 770 PRO
DT 770 PROは、密閉型ならではの遮音性と、深みのある低音が魅力の有線ヘッドホンです。セリフの輪郭がぼやけにくく、効果音やBGMもクリアに再生します。PS5のコントローラーに接続して使う場合は、低インピーダンス仕様のモデルを選ぶと音量を確保しやすくなります。
折りたたみやすく、ベロア素材のイヤーパッドも快適です。マイクは搭載していないため、ボイスチャットには別途マイクが必要ですが、映画や音楽専用のヘッドホンとして使うなら優秀な選択肢です。
7.FiiO FT1
FiiO FT1は、天然木ハウジングによる温かみのある音色が特徴です。低音に厚みがありながら、中高音も埋もれにくく、映画のセリフや劇伴を豊かに再生できます。密閉型なので遮音性も高く、周囲の音を気にせず作品に集中しやすいでしょう。
3.5mm接続に加えて、4.4mmバランス接続にも対応しています。PS5で手軽に使うなら3.5mm接続で十分ですが、将来オーディオ機器を増やしたい人にも対応しやすいモデルです。映画だけでなく音楽も高音質で楽しみたい人に向いています。
PS5用ヘッドホンで失敗しない選び方
まず、接続方法を決めましょう。配線が気にならず、低予算で始めたいなら3.5mm有線タイプが適しています。ソファで姿勢を変えながら見たいなら、専用USB接続のワイヤレスモデルが便利です。
次に、部屋の環境を考えます。一人で静かな部屋にいるなら開放型、家族の話し声や生活音があるなら密閉型が使いやすいでしょう。重低音を重視するならULT WEARやFiiO FT1、自然な音の広がりならATH-GDL3やH6Pro Openが候補になります。
なお、商品説明に「5.1ch」「7.1ch」と書かれていても、機能の一部がPC専用の場合があります。PS5で使えるサラウンド機能なのか、USB接続で利用できるのかを確認することが大切です。
PS5で映画を見るときのよくある質問
PS5にBluetoothヘッドホンを直接接続できますか?
一般的なBluetoothヘッドホンは、PS5へ直接接続できない場合があります。PS5対応のUSBトランスミッターを使うか、DualSenseの3.5mm端子へ有線接続してください。
映画を見るならゲーミングヘッドセットでもよいですか?
問題ありません。ゲーミングヘッドセットでも、音質と装着感がよければ映画を楽しめます。マイクが不要なら、音楽用ヘッドホンのほうが自然な音や高い遮音性を得られる場合もあります。
音が小さいときはどうすればよいですか?
PS5の設定から「サウンド」「音量」「ヘッドホン」の音量を確認してください。有線モデルで音量が不足する場合は、PS5のコントローラーで十分に鳴らせるインピーダンスの製品を選ぶと安心です。
長時間使うと耳が痛くなります
側圧が強すぎるモデルや、イヤーパッドが硬いモデルは負担になりやすい傾向があります。1時間ごとに数分休憩し、装着位置を調整しましょう。メガネをかけている人は、側圧が弱めで柔らかいパッドの製品を選ぶと快適です。
まとめ
PS5で映画を見るなら、ヘッドホンを使うことでセリフの明瞭さ、効果音の迫力、音の広がりを高められます。軽さならATH-GDL3、自然な開放感ならH6Pro Open、ワイヤレスの便利さならArctis Nova Pro Wireless、重低音ならSONY ULT WEARが候補です。
原音に近い自然な表現を求めるならSHURE AONIC 50 第2世代、遮音性の高い有線モデルならDT 770 PRO、温かみのある音ならFiiO FT1が向いています。部屋の静かさ、接続方法、重さ、好みの音を基準に選べば、映画館に近い臨場感を自宅で楽しめるでしょう。
